住化テクノサービス株式会社

アブラムシの防除に!

農林水産省登録第 23413 号

カメノコS ヒメカメノコテントウ剤

素早い動き!
アブラムシまで一直線!!

  • 多種アブラムシを捕食!
  • 暑さに強く夏季のハウスでも使える!
  • よく定着し長期間防除できる!

※カメノコSは住化テクノサービス株式会社の登録商標です

カメノコS ヒメカメノコテントウ剤

適用病害虫と使用方法

有効成分:ヒメカメノコテントウ成虫 その他成分:鉱物質
含有量:100頭/300㎖

作物名 適用病害虫名 使用量 使用時期 使用方法 総使用回数
野菜類 (施設栽培) アブラムシ類 0.5~2頭/株 発生初期 放飼

効果・薬害等の注意

  • 本剤はアブラムシ類を捕食する天敵ヒメカメノコテントウ成虫を含有する製剤です。
  • 本剤は入手後すみやかに使用し、使い切ってください。
  • 容器中でヒメカメノコテントウが偏在していることがあるので、使用の際は容器をゆっくり回転させて均一に混在させたのち、所定量を放飼してください。
  • アブラムシ類の生息密度が高くなってからの放飼では十分な効果が得られないことがあるため、アブラムシ類のごく発生初期に放飼してください。なお、アブラムシ類の発生は均一ではないので、アブラムシ類密度の高い場所へ重点的に放飼することが望ましいです。
  • ヒメカメノコテントウが天敵として有効な密度を保つため、アブラムシ類の発生初期より5~7日間隔で連続放飼することが望ましいです。
  • ヒメカメノコテントウの活動に影響を及ぼすおそれがあるので、本剤の放飼前後の薬剤散布は避けてください。
  • 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特にはじめて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

貯蔵上の注意

  • 本剤は天敵生物であるので、入手後すみやかに使用し、保存しないでください。

ヒメカメノコテントウの生態的特徴

成虫 (亀甲紋型)
成虫 (セスジ型)
幼虫

成虫の模様は二種類あります
(捕食能力は同じです)

成虫体長 約4mm
活動温度 15~35℃ (増殖適温:20~30℃)
成虫寿命 (25℃) 約90日 ※羽化~産卵開始まで3~5日
捕食範囲 ワタアブラムシ、モモアカアブラムシ、チューリップヒゲナガアブラムシ、
ジャガイモヒゲナガアブラムシなど 多種アブラムシ類
ワタアブラムシ
モモアカアブラムシ
チューリップヒゲナガ
アブラムシ
ジャガイモヒゲナガ
アブラムシ
捕食量 (25℃) 成虫期(雌):アブラムシ幼虫  約50頭/日 成虫期間 合計 約4200頭
幼虫期    :アブラムシ幼虫 最大70頭/日 幼虫期間 合計 約  200頭
発育所要日数
温度 幼虫 合計
15℃ 12.3日 22.8日 9.6日 44.7日
20℃ 5.9日 12.7日 5.6日 24.2日
25℃ 3.7日 7.7日 3.1日 14.5日

放飼のしかた

① 外蓋を取り、軽く叩いて
蓋裏の成虫を落とす
② 中身が均一になるように、
容器をゆっくり回転させる
③ フィルム蓋をめくる(開け口の大きさはお好みで調整してください)

④ 葉上に中身を振り落すか、株元にボトルを置いて放飼する

アブラムシの発生箇所に重点的に放飼してください

詳しくは動画をご覧下さい。

上手な使い方

アブラムシを見つけたらすぐ放飼!

アブラムシが多発した条件では十分な効果が得られないので、アブラムシの発生初期に放飼してください。
(複数回の連続放飼が望ましい)

低温期の使用は避ける!

15℃未満では活動が鈍くなります。十分な防除効果が得られないことがありますので、管理温度が低いハウスでは冬季の
放飼は控えてください。

使用薬剤の影響に注意!

カメノコSの放飼前後は、カメノコSの生存に影響を与える薬剤の散布は避けてください。

放飼適期

放飼量の目安:2~4本/10a

冬春作:秋(9~11月)と春(2~4月) 寒くなる前に放飼してしっかり定着させましょう

夏秋作:4~6月 暑さに強いので、春~秋はいつでも放飼できます

施設内での増殖

施設内で子世代、孫世代が増殖することによって、長期間アブラムシを抑制します。

放飼 長期防除

カメノコSはアブラムシを食べることで増殖します。
カメノコSをハウス内に安定的に維持するには、野菜類を加害しないアブラムシが寄生する植物(ソルゴーなど)をハウス内に導入する「バンカー法」が効果的です。

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Made in Japan ~私たちは日本産天敵昆虫を販売しています~