住化テクノサービス株式会社

セスジユスリカ Chironomus yoshimatsui

分類 双翅目ユスリカ科ユスリカ属
形態 幼虫は円筒状で体液の色を反映して赤色、4齢幼虫で10mm内外。成虫は7mm程度で、触角および交尾器の形態差から容易に雌雄判別できる。
分布 原産地:東アジア
生態
  • 約500個の卵を含むゼリー状の物質で包まれた卵塊が、水中に没するよう水面近くの基質に産出される。
  • 卵は約2日で孵化し、1~4齢の幼虫および蛹期を水中で過ごし、底質中に絹糸で裏打ちされた巣を作る。
  • その後、約2~3週間で蛹が浮出し水面で羽化する。羽化した成虫は既に成熟しており、いわゆる蚊柱の中で交尾し、産卵する。
試験関連情報 OECDガイドライン235、218、219参照。本種は特に日本で使用される。
セスジユスリカ成虫 (拡大) 左:オス 右:メス

お問い合わせ内容により、ご返信に数日いただく場合があります。あらかじめご了承ください。