作物残留試験
農薬の国内登録のための試験です。作物への農薬製剤散布と収穫までの試料調製 (圃場試験)と収穫された試料中の農薬 (有効成分)の残留量を測定する残留分析 (分析試験)から構成されています。
- 試料調製 (圃場試験)
作物を栽培し、農薬製剤を作物に散布します。収穫期に作物を採取します。 - 残留分析 (分析試験)
収穫された作物を細切片化後、ミキサーなどで粉砕、均一化後、この一部を分析に供し、試料中の農薬 (有効成分など)の残留量を測定します。
試験ガイドライン
「農薬の登録申請において提出すべき資料について」
(平成31年3月29日付け30消安第6278号農林水産省消費・安全局長通知)
適用作物の種類
試料調製:葉菜類、根菜類、その他 (作物の種類につきまして、ご相談に応じます。)
残留分析:マイナー作物も対応可能です。その他の試料に制限は特にありません。
残留分析で使用できる機器
高速液体クロマトグラフ (HPLC)
高速液体クロマトグラフ質量分析計 (LC/MS, LC/MS/MS)
ガスクロマトグラフ (GC)
ガスクロマトグラフ質量分析計 (GC/MS, GC/MS/MS)
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